2013年7月1日月曜日

冷蔵庫の選び方~野菜室の保存性

冷蔵庫の選び方~野菜室の保存性

野菜は鮮度が命!ですが、
毎日買い物に行くのはやはり大変ですよね。
そこで、買い置きし冷蔵室(野菜室)に保存することになるのですが、
葉物などはすぐに痛んでしまい、なかなか保存するのは大変です。
新聞で包むと少しは日持ちしますが、それでも痛んでしまいます。

理想的な保存状態の一つが、“雪下保存”です。

○ちょっと豆知識○
雪下にんじんが、甘くておいしいワケ。
雪国での保存法=雪の下で越冬したにんじんは、
甘みやうま味としての成分である、
アスパラギン酸、グリシン、セリンなど・・・
アミノ酸の含有量が増加することがわかっています。
さらに、豊かな香り成分のカリオフィレンも増加します。
こうしたことが、雪下にんじんのおいしさに関わっているようです。

 
雪の下は、0℃という低温が安定しているために凍らず、
水分があり(飽和水蒸気状態)乾かないため、
「みずみずしく、味はマイルドで甘く、香りがよく、歯切れの良い食感」が実現するんですね。

まさしく、雪国ならではの知恵!
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上記の状態を再現している冷蔵庫がありました。
東芝VEGITAシリーズです。

その野菜保存性はすばらしいです。
実に普通のシングル冷却の方式に比べても2~3倍は長持ちする上に、
食感がすばらしいです。

本当なんですよ。

2013年6月28日金曜日

冷蔵庫をレイアウトから選ぶときに気をつけること

冷蔵庫をレイアウトから選ぶときに気をつけること

冷蔵庫を選ぶときに気をつけてほしいのは、
冷蔵室、野菜室、冷凍室の大きさと同時にその配置、つまりレイアウトです。

生活習慣で、最適なレイアウトは変わります。
生活習慣を考えないでレイアウトを選ぶのはよくありません。

もう一度、ご家族の生活習慣をじっくりと考えてみてください。

よく話題になるのが、冷蔵庫のレイアウトです。
ほとんどの家電メーカーでは、野菜室を一番下段に配置しています。
必然的に冷凍室は、真ん中になるわけですが。

冷凍品と野菜類…どちらの使用頻度が多いでしょうか?

まずこの辺から考えてみると良いと思います。

その際に、単純に冷凍品と野菜だけをイメージしないようにすることが大切です。
野菜室は冷蔵庫にも使えますが、冷凍室は、冷蔵室としては使えません。

これを考えないで、冷凍品のほうが良く使うからと、冷凍室が真ん中にあるタイプを選択すると、
実際は野菜室のほうが良く開け閉めするのに、下段にあり、使い勝手が悪い…
な~んて事になりかねません。
今一度、よく開け閉めするのはどこなのか、考えてみてください。


ちなみに…
野菜が好きな我が家では、野菜室をよく開け閉めするので、
真ん中にあります。やはり、しゃがまなくていいのは便利ですよね。

2013年6月24日月曜日

冷蔵庫の選び方~冷却方法の違い

冷蔵庫の選び方~冷却方法の違いについて

冷蔵庫の冷却方法は、
ツイン冷却 と シングル冷却 の2種類あります。

冷蔵庫の歴史をちょっと振り返ってみると、
家電各社が、冷却性能を競っていた頃は、
ツイン冷却機能を採用している家電メーカーが複数あったのですが、
現在では、東芝の一社だけになってしまいました。

なんだか寂しい気もしますが…。


で、ツイン冷却とシングル冷却の違いですが…

現在主流となっているのは、シングル冷却です。
仕組みは単純で、ひとつの冷却機で作られる冷気で、冷蔵室・冷凍室の全てを冷やします。
生産コストが安いので、家電の安売り競争が激しい最近では、
仕方なしに、こちらの方式が取り入れられているようです。
メリットは、前述のように、安い価格ですが、
デメリットは、冷却温度の安定性が、低い点にあります。
つまり、食品の保存性が低く、保存期間が短いということです。

これに対して、ツイン冷却は、シングル冷却の反対です。
生産コストは高いのですが、冷却温度が安定しています。
食品の保存性が良いので、保存性が長くなります。単純に2〜3倍ほどはあるでしょうか。

東芝の冷蔵庫の少し前の取扱説明書には、
この辺の食品保存期間の目安という記載があったのですが、
2011年6月くらいからの取扱説明書には、記載がなくなっていました。

冷蔵庫の冷却方法は、現時点では、ツイン冷却が、ベストです。
これは、断言できます。

この機能が基礎になって、他の各種機能が生きてくると思うんですがね。
東芝以外の家電メーカーも、ツイン冷却方法を採用した冷蔵庫を作ってもらいたいと思います。

2013年6月20日木曜日

高級冷蔵庫の扉でガラス素材を使ったものは、マグネットがきかないんです。

高級冷蔵庫の扉でガラス素材を使ったものは、マグネットがきかないんです。

東芝や日立の冷蔵庫のラインナップに、昨年あたり(2012年)から
扉の面材にクリアガラスを使った高級タイプが発売されています。

高級感漂っている扉には何も貼り付けることなく、
面材の美しさを感じながら使ってもらいたいと思います。

しかし、ちょっとしたメモを、
マグネットなどでとめておきたいと感じるのは、私だけですか?

この、高級冷蔵庫は面材がガラス素材の為に、マグネットがきかないのです。

マグネットがきかないからとテープなどでとめると
跡が残ったりしてしまいますよね。

高級感タップリの冷蔵庫なのに、
こういった不自由なところもあるんです。

メモをマグネットなどでとめておきたい
といった要望があったためか、
東芝は2013年2月からマグネットボードを発売しています。

2013年6月17日月曜日

冷蔵庫~冷却機の搭載場所で異なる使い勝手

冷蔵庫~冷却機の搭載場所で異なる使い勝手

冷蔵庫の選び方…トップコンプかボトムコンプか?

冷却機の搭載場所によって、
使い勝手がだいぶ変わります。

また冷蔵庫を設置する際の注意事項もありますので、
参考にしてください。

どちらが良いというものではありませんが…

安全をとるならボトムコンプレッサー
利便性を求めるなら、トップコンプレッサー
といったところではないでしょうか。

冷蔵庫では、当たり前ですが、
冷却機がなきゃ話になりませんね。

その冷却機ですが搭載場所に、2つの方式があるんです。

一つは、昔からの方式で
冷蔵庫の下部に搭載するボトム方式。
もう一つは、冷蔵庫の上部に搭載するトップ方式。

それぞれに良い悪いがありますが。
たとえば、パナソニックが採用している
冷蔵庫の上部に搭載するトップ方式ですと
下部の収納引出しの容量が大きく取れることが最大の利点です。

ただし、ここで一つだけとても重要な注意点があります。

冷蔵庫の上部に重いコンプレッサーを搭載しているため
安定性に疑問が残るということです。
これが原因でとはいえませんが、
パナソニック以外の家電メーカーでは、
冷蔵庫の上部に搭載するトップ方式を採用しているところはありません。
 (2011/5/6時点)

最近は地震が多発しています。

この点をしっかり認識した上で、
冷蔵庫上部を壁に固定するなどして備えてください。

2013年6月13日木曜日

冷蔵庫の選び方。基本を考える

冷蔵庫 選び方…基本を考える
冷蔵庫に求めることは、
食品を少しでも長く保存することでしょう。
これは当然のことですよね。
だれもが、長く保存できれば食品を無駄にしなくてすむという考えを持っているはずです。
ですが、このこと以外に目を向けて選ぶ方がとても多いようです。

“デザイン”、“メーカーの好き嫌い” 、“エコ”。
エコなんかは、最近では重要なことかもしれません。

さて、
この冷蔵庫の基本の"長く保存する"には、
何が必要なのでしょうか?

当たり前ですが、
何を保存するかで適切な保存方法が違いますので、
ここでは、普通の家庭での冷蔵庫を考えます。

今日は、冷蔵室での保存について考えます。
どんな冷蔵庫でも、低温にすることには差がありません。

そこで、何が違ってくると保存に差がでるかというと…
「如何に、安定した温度で冷やし続けられるか」で、保存期間に差がでます。
この、安定した温度を維持できる機能は、とても重要なんです。

ですが、良い機能だからと言って、冷蔵庫に採用されているわけではないんですね。
多くのメーカーは、売れる冷蔵庫、ひいては儲かる冷蔵庫を販売したいので、
どうしても、市場に受け入れられやすい仕様にしてしまいがちです。
一番効率の良い、安定した温度で冷やし続けるには、
冷蔵室専用の冷却機,冷凍室専用の冷却機を搭載することで、
ひいては、食品保存期間を延ばすことができるのです。

一部のメーカーの機種に上記の機能が搭載されています。

家電量販店で、販売員に聞いてみてください…

”食品をながーく保存できる冷蔵庫はどれですか?”と。